『腰痛』の原因について解説
2024/08/30
国民の調査による病気の中で男性1位、女性2位を占めるのが「腰痛」です。
腰痛と言って場所や原因を含めて幅が広いのです
以下の分類に分けて解説いたします
1.部位
2.原因
3.時期
1.部位
腰痛で来院される方で痛みを訴える部位は様々です
以下に腰痛と思われて来院される方の部位です
*神経痛も含む
このように腰痛と思って背中だったり、お尻だったりと部位が全く異なることが多いです
つまり
腰痛を治すにあたってその原因を明確にする必要が治療の第一選択となります。
よくある誇大広告で「〇〇秒でよくなる~」というのは医学的には根拠のない話になりますので気をつけてください。
2.原因
腰痛の原因には大きく分けて二つあります
・特異的腰痛(レントゲンやMRI上に所見があるもの)
・非特異的腰痛(所見がなく原因不明)
一般的前者は
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰椎圧迫骨折
・脊柱管狭窄症
・変形性腰椎症など
一度は聞いたことはあるような名前ではないでしょうか?
これらはレントゲン上の所見を元に診断されたものです。
実際は85%が原因不明!!
しかし
実はこのように85%の腰痛が原因不明と言われております
つまり腰痛の原因を判断するにはレントゲン所見などにとらわれない、正確な評価と検査それに経験が必要になります。
3.時期
腰痛が伴った時期についてです
・急性痛:2週程度続く痛み
・慢性痛:3ヶ月以上続く痛み
主に急性痛はぎっくり腰などの外傷を伴ったものが多いです
そして
特に3ヶ月以上続く慢性的な腰痛には5つの原因があります。
1:痛み感覚(いわゆる一般的な痛みの質・程度・部位など)
2:認知要因(運動恐怖、破局的思考、自己効力感・対処方能力の低下)
3:社会的要因(社会参加、ライフスタイル、睡眠、食事など包括的に)
4:身体要因(活動性、日常の身体パフォーマンス)
5:情動要因(怒り、不安、うつ、恐怖)
単に温めて、マッサージして筋トレしてでは「1」のみへの解決になります
その他の4つの要素が見逃されてしまい、腰痛が長引いてしまいます。
一時的に痛みが緩和することがあっても慢性腰痛に関して1回で完全によくなることはありません。
こういう場合はすぐに医師の診断が必要
・発症年齢が20歳未満、または50歳以上の腰痛
・時間や活動性に関係ない腰痛
・胸部痛
・がん、ステロイド治療、HIVの感染の既往
・栄養不良、体重減少
・広範囲に及ぶ神経症状
このような場合の腰痛はすぐに医療機関への受診をおすすめ致します
当店が行う腰痛治療
危険な腰痛ではないということがわかったら当店では以下の治療を推奨します
当店で行う腰痛治療のステップ
*急性期と慢性期で症状は異なります
『急性期』
・腰部周辺のリリース(伸ばす)
・腰部以外の運動(股関節や胸など)
主に
- お尻の筋肉
- 胸腰筋膜
- 腰方形筋を中心に伸ばしていきます。
またこの辺りには痛みを引き起こす皮膚の表面にある皮神経があります。
ここの神経の動きが圧迫されていたり、動きが悪くなることでも腰痛を引き起こします。
治療には的確に治療部位を触れる専門家をおすすめします。
腰以外の部位はマシンピラティスを行う
- 背骨全体の動きをよくする
- 股関節を十分の動かす
- インナーマッスルを刺激する
この3点が重要になります。
『慢性期』
・背骨の柔軟性up
・インナーマッスルの強化
・全身の柔軟性up
・さらには習慣やメンタルの見直し
また慢性期になったら、背骨全体を十分に動かすことを行います
さらにインナーマッスルに刺激を与えることで、自然のコルセットができ、体幹部が安定します。
腰痛の原因となる
社会的因子や情動要因に対しても、コミュニケーションやカウンセリングを通して『気づき』を与えます
これは国家資格である理学療法士のみが行える技術になっております。
腰を中心とした柔軟性をマシンピラティスで整え、インナーマッスルを鍛える
そして習慣を見直すこで根本的に腰痛を改善することができます。
繰り返す腰痛にならないため、そして根本から解決したい人はぜひ当店へご相談ください。
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